Virtualminで日本語版ワードプレスをインストールする
VirtualminのWordpressのスクリプトを利用してワードプレスをインストールしてたのですが、ある日突然、英語版ワードプレスがインストールされるようになってしまいました。
英語版に言語パッケージを突っ込んで日本語化するって手もあったんですが、今までできてたのができなくなったってことは、ワードプレスのインストールスクリプトが変わったことが原因なんだろって調べ始めました。
スクリプトってどこ?
まず最初にぶつかったのが、「スクリプトファイルってどこにあるんだろ?」ってことです。
そもそも、スクリプトファイルの名称も知らんしorz
って、”Wordpress script”なんてキーワードでググってると下記のサイトが有りました。
Virtualminの”Creating Install Scripts“
ここに、場所が書いてありました(^^)
「Virtualmin Proに同梱されているものは、Webminルートの下のvirtual-server / scriptsディレクトリにあります。通常は/ usr / libexec / webminまたは/ usr / share / webminです。」
とあったのですが、私の環境では”/etc/webmin/virtual-server/latest-scripts”にwordpress.plとしてありました。
※どれとも微妙に違うのは何なんでしょうね(^^;
日本語版ワードプレスがダウンロードされるようにしましょう
さて、場所とファイルがわかったんで修正に入ります。
ダウンロード先が違ってるんだから、それを日本語版用に修正すりゃいいんだろって方針で挑みました。
まず、英語版ワードプレスが”wordpress.org”からダウンロードされるので、それを検索すると3箇所ヒットしました。
そこをそれぞれ下記のように修正しました。
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my @files = ( { 'name' => "source", 'file' => "wordpress-$ver.zip", # 'url' => "http://wordpress.org/latest.zip", 'url' => "https://ja.wordpress.org/latest-ja.zip", 'virtualmin' => 1, 'nocache' => 1 } ); |
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# script_wordpress_latest(version) # Returns a URL and regular expression or callback func to get the version # ダウンロードには使用されない模様。。 sub script_wordpress_latest { my ($ver) = @_; #return ( "http://wordpress.org/download/", return ( "https://ja.wordpress.org/download/", "Download\\s+WordPress\\s+([0-9\\.]+)" ); } |
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# オリジナルのウェブサイトで表示される # ダウンロード処理には使われない sub script_wordpress_site { #return 'http://wordpress.org/'; return 'https://ja.wordpress.org/'; } |
このように修正したら、日本語版ワードプレスがダウンロードされるようになりました。
ただ、スクリプトファイルを直接弄ってるんで、webminなりvirtualminなりのバージョンアップでもとに戻るかも。。
ここは注意です。